〜”農業”〜
皆さんは、農業にどんなイメージを抱いていますか?
収穫の達成感…キツイ…自然と触れ合い…体力がいる…
などなど、プラスもマイナスも、様々な印象を抱いているのではないでしょうか、
この記事では、実際に脱サラフリーランスの私が農業を始めて得られたモノや経験談を赤裸々に語っていきます。
その中で、私が感じた事を、少しでも多くの人に共有して
少しでも多くの人に、農業に興味を持っていただけたら幸いです。
これから、”初めての農業”をスタートさせる人はぜひ最後まで読んでみてください!
まずは私の自己紹介から始めていきますね。
初めての農業
皆さんはじめまして!
現在、2021年1月から、趣味で農業を始めたイケメンゴリラと申します。
私はフリーランスでWEB関係の仕事をしていて、就農したわけではなく、気軽な気持ちで農業を始めました。
最初のうちはというと…
「この理不尽な作業の連続はなんなんだ…」
当たり前ではあるのですが、肉体労働…すぐには結果(収穫)にはつながらない連続。
やっとの想いで収穫できた野菜も、売値たったの何百円。
農業に携わってみてひとつ大きく感じたことが…
「日本の野菜は安すぎる!!」
あれだけ、時間と労力をかけて作った野菜たちが、この金額…
”農業”という働き方について、最初は疑問ばかりが募ったことを今でも覚えてます。
しかし、疑問を疑問のままにしてはいけないと感じ、農業の在り方や、自分がどのように向き合っていくかを考え続けました。
そして、続けていくうちに、農業の奥深さに魅了されていくのを私自身強く感じていきました。
これから、私がどのように”農業”に向き合っていったのかを、詳しく記していきますね。
ではまず、私が農業をするにあたって、”土地”をどのように確保したのかを見ていきましょう!
土地はどうやって確保したのか?
農業に必要な、”農地”の確保について私はどうしていったのか…
そして、農地確保に必要なことは何かをざっくりお話ししていきますね。
結論…私は、両親が使っていた農地を借りて農業をしています!
私の両親が以前、米農家と花卉栽培で利用していて、その土地を農地として農業を始めました。
なので、始めた当時は、利用していなかったその土地を耕して狭い家庭菜園レベルからスタート。
そして、徐々に農耕面積を広げていき、現在では、2反(約2000㎡)の土地でお米も栽培しています。
私の場合は、物心ついた時から、生活の近くに”農業”がありました。
なので、両親が使っていなかったかつての土地を農地にするのにも、特に手続きなしで始められました
し・か・し!
私のように、恵まれた環境下で農業をスタートできる人は少ないはず。
実際に、就農する際、農地の取得やらなんやらで、めんどうな手続きがいくつも…
(↑このことは他記事で詳しく書きます)
「じゃあ…気軽にはじめること難しいの?・・・」 と思う人もいますよね?
安心してくだい!
そんな、気軽に農業に触れ合ってみたいという人には【週末農業】がおすすめです!
(↑このことは他記事で詳しく書きます)
サラリーマンをしながら、土日だけ農業ができるので、副業で始める人も多いみたですよ。
そして、都会でも”週末農業”ができる所が増えているんです。
興味のある人は自分の住んでいる地域の週末農業の情報を調べてみてください!
農業=田舎…週末農業も田舎だけのもの、と諦めないでくださいね。
次に、”私がなぜ農業をはじめたのか”をご紹介していきますね。
私が農業をは始めた理由
私がなぜ農業を始めたのかを記していこうと思うのですが…
まず、以前の私が農業に対してどのような感情を抱いていたのかを記していきます。
先ほどご紹介した通り、私の身近には物心ついた時から、”農業”がありました。
そして、農家として働いていた両親に対して私は、あまり良い印象を抱いていませんでした。
365日ほぼ毎日働き、休みはほぼ無し。
夏休みなどは、上手く言いくるめられ手伝わさせられていましたww
そんな事もあり、「いや絶対この仕事はしないわ」なんて思っていたのを覚えています。
そして、時は流れ…就職し普通に働いていた20代後半にある出来事が起こりました。
「新型コロナウイルスの世界的流行」
今までの自分の働き方や、生き方に疑問を持つようになっていきました。
「なんのための人生なのか…働く先に何があるのか…」
”何も考えず、ただ仕事をして生活をしてきた以前の自分”
普通の毎日が、普通に送れなくなり、初めて自分の、今後の人生を考えるようになりました。
「このまま何も考えず仕事していれば、あっという間におじいちゃんだ」
そんな危機感に苛まれたんです。
そこで私はまず、”仕事中心”になっていた生活を一新するため、10年近く勤めていた会社をやめちゃいました!
そしてそこから、フリーランスで仕事を始め、仕事中心から、旅行にゴルフ…
今まで触れてこなかったジャンルの勉強など、少し興味を持ったことはなんでもやろうと決めて、行動に移してきました。
前置きが少し長くなりましたが、”農業”もそのひとつです。
両親が休みなく働いてくれたおかげで、今の私があることに、社会に出てから気付かされました。
使っていない農耕地で、無性に野菜を育ててみたくなった…始めた理由とすればこんな感じですね。
「農作業ってこんなに大変なの!?」
まぁこんな気軽に始めてしまったものだから、最初は後悔ばかりでした(笑)
夏場は、毎日のように草刈り…野菜によってさまざまな手間もかかる。
そして、悪天候などの天災で、もうすぐ収穫だった農作物が一瞬にしてパー。
改めて農業の厳しさを、身をもって体現させられました。
だけど、やっていくうちにその先に見える農業の楽しさを感じ始めたんです。
収穫してみて初めて、「これ俺が作ったのか!?」と興奮と喜びで、収穫までの苦労が吹き飛びました!
今まで、なんの気無しに食べていた野菜たち。
でも、実際に自分が作った野菜を食べた時、その美味しさに感動したのを今でも覚えています。
日本における、”農業”の立ち位置は厳しい現状があります。
ですが、身をもって感じたことのひとつに…
こんなにも技術や産業が進歩していて、効率化などが進められているのに、”農業”だけまるで置いてきぼりな印象を受けました。
裏を返してみれば、農業には伸び代しかないということです!
まだまだ多くの課題を抱えた日本の”農業”。
ですが、今後の取り組みにより、日本の野菜の価値は必ず爆上がりすると思います。
週末農業などの、副業でも簡単に始められる農業を、ぜひ多くの人に体験してもらいたいですね!
では次に、農作業を続けていく上で、私なりの大事なことをご紹介していきましょう。
メインの野菜を自分なりに考えた
農作業を続けていく上で、私が感じたことを記していきますね。
”野菜を育てる”と聞いて、皆さんはどう感じますか?
「なんか大変そう…」こんな風に思う人がほとんどではないでしょうか?
確かに、野菜を育てるのは大変です。
でも、それ以上の喜びや達成感で、人生に彩をもたらしてくれるものだと私は感じます。
けどもう1度言います…大変なんです!
それもそのはず!育てる種類によって、当然ですが、手のかけ方が全然変わってきます。
「じゃあ…やっぱり初心者から始めるのは難しいの?」
と感じてしまうかもしれませんが、どんな分野でも始めた最初は難しいものです。
自分に期待し、欲がたくさん出てしまいますよね?
そうすると、最初からできるかわからないのに、たくさんの種類を栽培しようとしすぎて、手が回らなくなり、結局大変で辞めちゃう…なんてパターンをよく耳にします。
なので、【最初からたくさんの種類を栽培しようとしない方が良い!】これに尽きる!
なんでも良いんです!
好きな野菜でも、なんとなーくでも良いので、自分の中のメインの物を決めて、それだけから始めていくのがおすすめです。
それに、始める土壌や環境によって、育てやすい野菜は全然変わるので、そこを見極めて準備をしてするのも楽しくてワクワクしますよ。
ちなみに私は、最初ご紹介した通り、”お米”をメインとして農業を始めました。
2023年は害獣被害の対策もバッチリで、天候にも恵まれたので、いい米が収穫できました!
最初は、何事にも手を出しすぎず、”自分のペースに合った農業”をスタートしていってください。
自分で0から作った野菜を、食べたときの感動をたくさんの人に味わってほしいです。
そうすれば、さらに農業や、今まで何気なく見えた風景にも魅了されていくこと間違いなしです!
ではでは、次は現代の農業には欠かせない”農機具”を私がどのように調達しているかお話ししますね。
農機具の調達
”農機具の調達”…私にとってこれが一番面倒だったのを、今思い返すと感じます…
ご紹介した通り、以前両親が農業をしていて、その時は、もちろんたくさんの農機具がありました。
しかし、私が”農業をやろう!”と決心した時。
当時の農機具は全部売り払っていて、手元にはなかったんですよね…
「だけど…JA(農業組合)やレンタル会社から借りるとお金かかるしな…」
と、1日数千円のレンタル料を渋った私は、畑近くの方に、農機具を借りれないか交渉し、
なんと無償で貸りることができたんです!
だけど、そんな甘い話ないですよね…
ちょっとしたトラブルを引き起こしてしまったんです。
貸していただいていた方が、ちょっとルーズな方で、農機具(コンバイン)の手入れが行き届いていなかったらしく…
初年度に収穫した、お米の半分以上を廃棄するハメになってしまったんです。
なぜ、たった1日数千円を渋ってしまったのか…あの時はメチャクチャ後悔したな…
そんな失敗もあったので、お米を植える”田植え機”はJAからレンタルしています。
そして、お米を刈り取る機械(コンバイン)は最初は借りていました。
ですが、現在は自分で買っちゃいました!
自分で保有してみて…
・管理の大切さ
・日頃からの保守点検
これらも、いい農作物を育てるポイントだなぁ…と、しみじみ感じる今日この頃であります…
な・の・で!
上手い話なんてありません。
生き物を育てるということに妥協しないでください。
週末農業で、始める人なんかは、場所によっては、畑を管理する会社が保有しており、貸し出しがあるかもなので、その辺もチェックして始めてみてくださいね。
毎日に新しい発見と学び
”農業”は本当に手間と労力が必要になります。
そして”農業”は、まだまだ理不尽に思えることが数多く存在します。
普段、タイムパフォーマンスなどの効率を求めて仕事している私にとっては、まさに逆行している行為です。
しかし、それ以上に、学びや発見があり…「人生を豊にしてくれているな」とヒシヒシ感じることができています。
やればやるほど、農業の底知れない伸びしろと、奥深さを、全身で感じています。
常の新しい技術やトレンドに耳を傾け、ネット社会の今だからこそできるつながりを持ち
あなたにしか出来ない”農業”を始めてみてください。
初めての農業〜まとめ
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
私の農業ライフはいかがでしたでしょうか?
偉そうに語っていますが、私もまだ農業を始めて数年しか経っていないヒヨッコです。
ですが、こんな私でも、農業で得られる農作物以上の価値をお伝えしたくこの記事を執筆させていただきました。
ただ、自然と触れ合うだけではない自然と調和して生きていける”農業”を、みなさんにオススメします
日本の農業には、まだ難しいポイントも数多く存在します。
ですが、みんなでジャパニーズクオリティの農作物を作っていけば、日本の農業界に必ず明るい兆しは見えてきます!
人生楽しんだもの勝ちです!私は農業を始めて本当に良かったと声を大にして言えます!
農業しようぜ!
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